下関にも北欧雑貨 Rallissaの日々

唐戸市場近くの小さな北欧雑貨店から日々の北欧っぽい出来事を発信。 営業時間や店休日のチェックもコチラ

カテゴリ: WRCアレコレ

2019年フィンランド旅はまだ終わらず。
「8」の続きをお待ちの皆様、お待たせしました(?)



ラトバラさんの帰還を見届けた後は、表彰式会場に向かいます。
このトヨタのブースから歩いて3分、会場にはすでに多くの方おりますが。
まだまだ前方具合。
fin19 (596)
表彰式が始まる前に、関係者の記念撮影とおぼしきシーンも。
シックなカラーのウニッコが似合ってしまうからカッコイイ!

表彰式が始まり、袖で待機中のラッピさん。
こちらもカッコイイ風情。
DSC00865
2019年は2位でしたが、2017年はトヨタで優勝でした。
フィンランド人が地元で優勝する事の騒ぎとイッタラ。
この後インタビューで、優勝のお立ち台に乗って「優勝したぜー」みたくパフォーマンスをするお茶目なガイ
DSC00874

優勝はエストニア出身のタナックさん、チームはトヨタ。
日本の国歌と共に国旗も掲揚されます、国旗を持参しましたのでこちらも堂々と掲揚
DSC00889

トップカテゴリーの後、次のカテゴリーWRC2の表彰へ。
fin19 (624)
優勝のカッレさんはこの時は19歳。
20歳以下という制限なんてありません、色々なキャリアの方々がいる中でこの走りですよ。
DSC00920
国歌斉唱中、帽子をかぶったままのカッレさんでしたが
15歳上の先輩である相棒ヨンネさんから、脱帽を促されたりします
2020年はトヨタに移籍し、11月に開催される(たら?)ラリージャパンにも参戦。

副賞のステンレスプレートは、フィンランドのNikama Design社のもの。
以前はイッタラのアアルト・ステンレスプレートだったですね。
DSC00914
うし
このサイズからして特注。
でも我々が購入できるサイズもあります。
20センチ程で、きっとフルーツ山盛りにお似合い。

イッタラのアアルトベースが副賞のクラスもあります。

頂く際は箱なしの状態、落として一発割りしないようにー。
DSC00936
製品モデルにはないミラーっぽいようにも見える・・??

ずっとこの場にいるのももったいないので、ちょっと移動。
DSC00925
トップの表彰が終わる頃になると、観客も少なくなっていきます。
真横に来てみました。
DSC_0316
更に裏手に回ると、待機中のマシン達。
もちろん車内にはドライバー達もおります。
中央のグレーのヴィッツ115は日本人の鷲尾さん。
ここでちょっとお話をお伺いさせていただきました。

DSC00938
メディアにはあまり報道されませんけど、日本車で日本人が完走。
クラスは下位ですが、上位クラスでリタイヤしてしまってこの場に登れないより凄い事!

2017年は表彰式の途中で、予約したバスに乗り込みオウルへ移動してしまいましたが、今回はゆったり。
撤収始まる会場を一回り。
日曜日の夕方、皆様はさっさとご帰宅。

さすがにこの時間になるとパスなしでも会場への入場は自由。
DSC00923
お買い物帰りの方も会場を通過。
ちょっとそのフィンレイソンのバッグ欲しい!!
ドイツ発のスーパーマーケットチェーンのLidlのモノ
この後の滞在中、色々探すも見つからず
DSC00939
お祭り終了。
また来年。と思うも、まさかのコロナ。
2020年大会はキャンセルとなってしまいました。


旅の続き。
ちょいとラリー寄りではありますが、全てがフィンランド夏の経験。
どこかのブログにありますような「おしゃれ」で「素敵」な北欧スタイルはここにはありませんけども、泥と砂と危機に瀕したフィンランドブログ。

最終日朝一番のステージを見に行きます。
SS21は9時38分に一号車の出走開始。
以後約1分ごとに次走車がスタートします
IMG_20191030_173944
そして、最終ステージのSS23は13時18分。
ちなみにSS22はどこなの?と言えば競技ステージが変わるのでこの地じゃない。
22に行って走ってきた車は、再びここルーヒマキに戻ってきて最後のステージを走ります。
_20200727_095459
レンタカーあれば・・

ラリーフィンランドの公式で準備されているシャトルバスを使うと行きも帰りも便利なのですが、各運航時間が定まっているので最終ステージが過ぎてからでないとバスが出ずセンターには戻れない。

戻れないということは、優勝(するハズ)したトヨタがサービスパークに戻ってくる場面も見れないし、表彰式の良い場所も取れない。

なので、地獄のローカルバス作戦決行。
これも修行じゃ。
efec3f14-s
幸いな事にSS21と23が設定されるルーヒマキは路線バスが走っておることをgoogleマップにて確認。
しかも近くにバス停もあるという、旅人にとっては神ステージ。

早速ユヴァスキュラ駅にあるバスターミナルに出陣。

ルーヒマキを通過する路線バスを確認し乗車すると「こりゃいけん!」
現金を持ち合せていませんでした
いつもお買物はカード払い、財布の中にはトイレ用に準備しておる1€の小銭ばかり。。
そしてバスの片道切符は7.5€。

そんな大金今は無い、部屋に戻ればあるけど往復40分は掛かる。
このバス逃したら今日の予定ぶっ飛ぶ。
一か八かで、運転手さんにカード払いが可能か尋ねると何とあっさりOK。

携帯用の端末で決済します。
ホント凄いわフィンランド。
わが町と言えばカードはおろか交通系のカードすら使えずニコニコ現金払いだけ。
人が一杯いるところで両替とかもう無理。

「えー!まーじーかよー」ラリー神の助け
カードで支払いすると、現金払いよりちょっと安かったカードの手数料はあるケロ
DSC_0268
レシートの北欧デザインがかわいいのだが。
一日券のようなお得チケットが無いので、片道約900円は決して安くないけど公式バスより安いし時間の自由が利くのが特大メリット。
その分の自己責任度は半端なく大きいですけど。。

地元の、ラリーとは無関係のお客さんと共にルーヒマキ方面に向かいます!
念の為、バスの運転手さんに「ラリー見に行くんだ」とアピールし、ルーヒマキを指差し確認。
路線バスの車中にはラリーフィンランドのラジオが流れ、内容は一切理解できないけど数字とドライバーの名前ぐらいは聞き分けられ何とか雰囲気を味わいます。

こんな感じもユヴァスキュラ夏祭り、ラリーウィークならではなんだろなぁ。

ピヨーン
DSC00607
どこの場所も見たいけど、バス停近いゴールのジャンプに決めた。
いつ飛んでくるか分からず、何台シャッターチャンスを逃したか。
途中から丘の向こうに砂埃を見る方を編み出す。

個人で観戦にやってきたという日本人さんと出会いご挨拶。

ここでずーっと待ってれば、ここの最終ステージのフィニッシュを見られるけど。
本会場の表彰式を近くで見たい!
ステージも堪能できたし、全出走者を見届けること無くこれにて退却。
DSC_0274
バス停に戻ってきました。
路肩には沢山の車が路上駐車中。

15分前で余裕の待ち

5分前、バス停に立ち手を上げる準備

定刻、来ず

5分経過、焦る
「ラリーで渋滞してんだ、きっと・・」でもクルマの流れは割りと順調

10分経過、間違い確定とする
DSC00797
頼みのgoogleは、バスが来ることになってるんだけど。
日曜日だから?
バス停が違うの?

でた。またバスのトラウマ。
このどうしようもない感覚。味わった者にしか分かるまい

来るか来ないかも分からないまま、バス停で待ち続けるのか。
決断しなきゃ。

長く続く、ラリー観戦者のクルマの列。
きっとまだ観戦してるしこのまま最終ステージを見る人達だろうから、誰もここへは戻ってはこない。

ガンガンヒッチハイクする勇気がなく、車の種類を見分け手を挙げるも素通りされる。
人影を見つけてはセンターに戻るか尋ね歩くもゲットならず。

きっとラリーを見に来ただろうに、酔っ払って路肩のキャンピングカーに集う野郎達(ちょっと怖い)
ああ、こんな思いするなら最初からラリーバス乗ってれば・・・と思いかけた頃にバスが来た!

どきどきしながらバス番号を確認して、手を挙げます!
やったー。センターに戻れる。

なんだか30分位待った気がするけど、遅延?通常? まぁ、いいや。
IMG_0543
無事センターに辿りつき、トヨタのサービスでも真ん前のポジションゲット。
謎のバス事件はあったけど、弾丸計画我ながら凄い。
最終ステージSS23を走ってきたヤリスが戻ってきましたー。

IMG_0556
我らのラトバラさんは総合3位。
何とか地元の声援を表彰台で受ける事ができます。
IMG_0562
キター。と思ったら何だこの写真焦るーーー

クルマをずっと見るのも楽しいけど、こういうテレビでもあまり見られない裏方を楽しむのもラリー。
皆で喜びを共感している姿見ると癒される。

IMG_20190822_174102
ヘルシンキ・ヴァンター空港着。

毎度来る度に色々と変化あるのじゃが。
飛行機降りて、今までとは違うルートでドンドン歩いて鬼門の入国審査エリアへ。

夏休みとあってか、お子様連れの日本人の多いこと。
いや、夏休みシーズンに訪れるのはいつもの事なので日本人観光客層が変わったのか。
治安も良いし、フィンランドの方優しいし。

とにかく、一見某アジア国の団体様といった集まりがなくて日本国団体様だらけ。
しかも入国審査口が増えてる。

列の最後尾に圧倒されてはいかん。
よーく確認すれば、いつもの奥にも窓口がある。
IMG_20190822_174144
とにかく、いつもの向こうへ。

写真撮影はこの辺りが限度なので、これ以降は写真無し。

Rallissa並ぶは日本人15人程待ちの列。
前にはお子様含む家族連れ。

まずはお子様が、もちろん一人で入国審査窓口へ。
この場にいる全員が、審査官とのやりとりをじっと我が事のように見つめます。

毎度、行きと帰りの日にちを聞かれるので確認。
Eチケットとパスポートと。。。。
想定する質問に答えの脳内練習。

小学生にもならないお子様が、フィンランド人と英語で会話するのは無理。
ですけど、決まりですから審査官も業務遂行せねばなりません。

聞こえてくるのは「ムーミン」含む関連ワード。
「タンペレ」(ムーミン美術館のある町)や「ナーンタリ」(ムーミンワールドがあるとこ)

ムーミン旅でワクワクするお子様とのやり取りを見て。
審査官はやさしい方の様子、この列には終始笑い声が聞こえてきます。
そして、いよいよRallissaの番。

アジアのおっさん相手に、きっと審査官の気も引き締まったであろう。
「どこへ行くのかと」尋ねられ、
「ユヴァスキュラ」

「何しに行くのか」と尋ねられたらば、
「ネステラリー」
※ラリーフィンランドのメインスポンサーは、同国のガソリンスタンドチェーンのNESTE。
DSC_0169
すると表情が変わります。
「誰が優勝すると思うか?」とまさかのラリーの質問て。

「ヤリ・マティ・ラトバラ!」
もちろん我らのラトバラさんですよ。

ところが、審査官は言った
「タナック」(エストニア出身)
ちょっとニヤリしてた
キターー。
確かに2019年は、彼の予想通り優勝しましたけどね。(ラトバラさん3位)

DSC00888
ちなみに2位は2017年優勝のラッピさん。

いやいや、今入国審査中ですから

すると突如、スマホを取り出し待ち受け画面を見せてくれたのです。
そこには黒のトヨタ・セリカ、ST205の姿
「俺のクルマ」と言う。
ソレ、私物のスマホよな??

まさかの流れにRallissa思わずグッドポーズ
と、同時に後ろに続く周りの待ち人に何と思われたやら・・

無事通過。
アレ?滞在の日にちとかの質問無かった。
あっと言う間の楽しい入国審査となりました。

一体何なんだ。
日本の審査官がこれやったら大変
日本なんか、まるで"笑ってはいけない入国審査"みたいなのに。

凄い、フィンランド。

審査官によっては、列に並ぶ人がいるのにも関わらず何も告げず窓口を離れる人いたりして謎多き場所ではありますが。
こんな沢山の窓口の中から、ラリー野郎審査官に出会うとは。
時にはこんな事も良いか!


続きー。

ラリーバスに乗り、競技コースに向かいます。
自家用車持たない旅人にとっては、大変ありがたいサービス。

一年に一度の夏のお祭り。
皆お酒飲んでる。
テンション高いのなんのってさ。

突如後ろの席から、お酒の差し入れ。
男らしく、一口やれや。の流れ
DSC_0203
お隣さんは、相席フィンランド人。
奥さんがロシア人、と言ってスマホで写真を見せてくれました。
フィンランド人ではなくロシア人女性をお嫁さんにしたトークで道中盛り上がる。
日本車が好きだけど、最近レンジローバー買ったって。
DSC_0201
MINTTUの35%
ブラックって・・まさかのサルミアッキフレーバー。

一口で喉、胸燃える。
「うぉー!きくぅー」
その反応見た周りの人大笑い。
よし、掴みはOK!
日本の事、日本車の事、時々ロシアとフィンランドの違いの話聞いて、あっと言う間に到着。
IMG_0375
広い麦畑を切り開いた観戦ポイント
バスを降りて、隣を歩くフィンランド男性2人組み。
些細な事で話が始まります。
せっかくなので、観戦をご一緒することにしました。うん自然の流れ
それと、帰りのバスを確実にゲットするための保険になってください!!笑

これで安心して観戦できるわい
DSC_0206
賑わっています。
写真にはありませんけど、ちゃんとサウナもあります
DSC_0218
屋台もラリーのお楽しみ。
フィンランドの夏と言えば、マッカラ(焼いたソーセージ)お好みでソースとマスタードぶち込んで、ブチリとかぶりつきます。
1ユーロの夏。

ここで買っておいた自前ビールの登場。
ラリーカーを待つまでの幸せなひととき。
こんな事をしに来るのもフィンランドの楽しみ。
DSC_0216
お友達同士来たのに、一人ぼっちで食べる彼。
IMG_0445
ブォォーと目の前を駆け抜けます。
走り去ったあとの砂ほこり凄い!

帰りのバス時間の都合で、全出場車を見届ける事はできませんけど仕方ありません。
バス停に戻りますよ。

突如として麦をちぎって食べ始める彼。
生のお豆をおやつ代わりで食べるのはよく見る光景でしたが、麦は初よ。
DSC_0223
「ん!うまい」と言う
凄い・・フィンランド人。
DSC_0227
バス停は人だらけ、もちろん大渋滞。
一緒に乗ってきた人達の顔もちらほら見え、一安心。
待ってれば、ちゃんと帰れる。
DSC_0230
すると突然ヒッチハイク始めた、さっき麦食った彼。
いやいや、往復券買ってるやん!
Rallissaにはできない
やっぱり凄い・・フィンランド人。

てか、このバスにはチケットがありません。
往復の運賃払ってそれでおしまい。
本人は「払った」という自信のみ。
傍から見たら、誰がお客かどうかなんて分かりはしないの。
運転手さんは、ソレをお見通せるのかしら。
凄い、フィンランド!

DSC_0232
帰りのバスの車内で、今度はビールを頂きます。

こうしてフィンランドの人達に囲まれて、楽しめるのも大好きで森や畑に行きます。
もちろんクルマ見るのも楽しいですけど、お祭りを楽しむ人達と一緒になれるのが嬉しい。

ひとときのラリー仲間となったお二人は、この場限りの一期一会。
ユヴァスキュラの駅前に着いて、お別れです。
お名前をお聞きしましたけど、またどこかで会えるかなぁ。
DSC_0241
そして一人のお部屋も戻ります

このページのトップヘ