2019年、クオピオにあるテロ君コテージにお邪魔する事は、本人多忙の為に叶わず。

ですが、トゥルクの自宅には在宅なので泊めてもらうことを確約済み。
それは明日。

本日の宿泊地は民泊物件紹介サイトにて、ソレっぽい物件借りてみる事にしました。
トゥルクに到着してすぐにバスセンターにてバス乗り放題チケットを入手。
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バスの運賃、小銭の心配は。
これ1枚で悩みは一気に解決。

予約した物件にチェックインできるのが14時からなので、ささっとお目当ての買付け場所へ。
短いトゥルク編ゆえに時間は無駄にすまいと、午前中買付け。
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バスに乗るのも微妙な距離なので、テクテクと徒歩で次から次のお店へ。

何と、この先のお店で偶然にもテロ君と再会。
「せまい町だから」とテロ君言うけど、いやいやすごい偶然だから!
買い物を終えたテロ君は自転車で家に帰るところだったし。
タイミングの絶妙。


明日の昼には待ち合わせで会う予定だったのに。
まさかの一日早く、こんなところで二年ぶりの再会。
せっかくなのでこの場で、約束の確認と明日の再・再会を約束して一旦お別れ。
何か、幸先良いぞー!!(この時までは)

今回の物件は街から一時間以内でバスに揺られるとたどり着けるトコロ。
レンタカーを使わず辿りつける。が条件にして大変でした。
探しに探しまくった旅人楽々物件。

ホストさんからは住所も聞いているし、バス停もたぶん大丈夫。
何より安心グーグルマップある。

ゼッケン403号のバスに乗り、目指します。
バスセンターからの乗客はまずまずの人数が乗車中。

目的地に向かう道中、バス停に止まる度に乗客の皆は消え、いつしか乗車するお客さんは他におらずの車内。
景色はドンドン田舎の方、田舎の方へ。
短い停車時間で、バス停名も確認しながら一発勝負のバス旅。

他の乗客もおらず、何気にスピードの上がるバスの速度。
ゴゴーーーっと田舎道を飛ばします。

バスを下車する者、停める客がいないのかRallissaが停めてくれと言わないからなのか。
この頃から停車せず、次のバス停すら分からなくなっています
きっと、すでにいくつかのバス停をパスしていると思われ位にノンストップバス。
これですよ、バスのトラウマ。

このまま知らない街に行きそうで、急に怖くなり爆走中ドライバーに恐る恐る尋ねます。
「あのぅ、この辺りのバス停に行きたいのれすけろ」とスマホで地図を指します
すると、ドライバーさん。
「プゥー」っとため息。
※トンチな旅人よ、もう通り過ぎてるYO!

わー。マヂかよーーーやっぱり不安的中。
定められたバス停以外での下車も叶わず、
どの位通り過ぎ去ったのかも分からぬまま、一旦次のバス停で下車。
一応ドライバーさんに、挨拶Kiitos!

センター行きのバスが来るのを待つのも嫌なので、通り過ぎた目的地まで戻り歩く事を選択。
このまま歩いてれば、バスが来るだろし。
怖いのが、次のバス停に辿り着く前に舞い戻ってきた貴重なバスを逃してしまうことよ。

なぜかこんなところで人生初のヒッチハイクを試みるも誰も止まってくれません。
後にテロ君曰く、「フィンランド人は止まらない」と言ってた。
何となくヨーロッパの方がヒッチハイカーに理解ありそうだったけど。。
やっぱりシャイなんだ、フィンランドのお方達。
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もう泣きそうな位の田舎道。
幸い大荷物はロッカーに預けてきていたので、着替えと食料だけの装備で助かるも。
こんなトコロでアジア人のヒッチハイカー、そりゃ止まらんよねーー

調べると数キロ通り過ぎてて、約束した訳でもなかったのですがチェックイン時間過ぎたのでちょっと気に掛かってホストさんに連絡するも。
「大丈夫よ」って。

こっちはあんまり大丈夫じゃない。
もちろん迎えを呼ぶ程、失礼な事はできません。
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反対車線側にバス停らしき建物見つけ、グーグルマップでも停留所っぽかったのでセンター行きのバスを待つ。

でもコチラ側にはバス停らしき建物ないし、看板もない。
謎と心配すぎて変になりそう。
田舎のフィンランドルールが分からず、この場でバスを待つのが正しいのか判断しなくちゃならん。

そもそもバスが来るのかも怪しい。
だって人の行き来が殆どないエリアだし。

と、スマホに注視してて気づくのが遅れた!
大型車のような音がして、顔を上げるとバスが通り過ぎた!!

うぉーーーぉぉーー
あわてて手を上げると止まってくれた!
運転手さん、ありがとう!
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あら? あなたゼッケン403号じゃん。
向こう行って、戻ってきたのね。
と、いうことは・・運転手さんがさっきと同じ方でまた再会しちゃった。

分からないところに行くには、運転席近くに座って・ドライバーに教えてもらう作戦をすっかり忘れてた。
今回の失敗油断の原因、スマホ。
こんな時はやっぱりアナログで良いじゃない!

改めて運転手さんに下車するバス停を伝えて無事物件に辿りつくのでしたよ。
バス停の目の前に目的のお家あるし、ホストの方が庭仕事してた。笑
これにて、無事コテージに到着である